目の大きさが左右で違うのを自分で治す方法を解説します。具体的には、病気によるものを除きまぶたが開き具合や表情の左右差の整え方になります。
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目のまわりの血行改善
まぶたや目の周りの筋肉の動きをうながすのに血流の改善を目的としたマッサージをおこないましょう。新鮮な血液による酸素や栄養分を筋肉にいきわたると動きやすくなります。
小さい側におこないます。目のまわりを円を描くようにかるくほぐします。こめかみは後ろに向けて回すようにうごかします。
仕上げに手のひらで目を覆うと手のほのかな温かさをかんじたら毛細血管などの動きも促進されます。
眉の動きを活発にするツボ
顔面神経麻痺のとき、まぶたの動きをうながすと気に使うツボが陽白(ようはく)。額で眉の上指を横に3本の高さで正面を向いて黒目のライン上にあります。
このツボを紙(サージカル)テープで刺激します。テープかぶれが気になる方は控えてください。テープはニチバンのものが一番かぶれにくいのでオススメ。
ツボの少し下にテープの端をはります。眉を下げ全体を貼るだけ。
肌が波打ったようになると若干肌が引き上げる事でツボを刺激します。個人差はありますが僕はまぶたから眉にかけて若干動き方が変わるように感じます。
夜間や一人でいるときにおこないましょう。
目を大きくするエクササイズ
小さい目と同じ側の額に陽白(ようはく)というツボがあります。このツボを上げた状態で目を大きく開く。小さい側におこないます。
ツボがわからないときは額全体を手のひら全体を密着させたまま目を開き同じタイミングでさらに上にあげましょう。
目が小さいときの筋トレ
小さい側の目の周囲の筋肉を開くようにトレーニングします。エクササイズよりも強め。
手順1:顔の中心と左右の耳先端の甲さする場所に百会(ひゃくえ)というツボがあります。手のひらで百会にむけて頭皮をあつめたまま前後左右回転させ頭皮をほぐします。
手順2:眉の上に指か手のひらを当て圧迫。そのまま眉を上げる。額の指または手で挙がらないようにする。この力比べが筋トレとシワ予防にもなります。
筋トレでも変わらないときの筋膜整体
片方の目を大きくする筋トレでも変わらないときは筋膜マッサージをおこないます。
【マッサージの方法】
1.眉の下にある骨の下縁に指を当てる。
2.骨の上を滑らせるように押し上げる。
多少シワが入っても一時的なものなので構いません そのまま90秒続けてください。
よくある目を大きくする方法では不十分
よくみかける目を大きくするといわれる方法に眉を下げる筋肉ほぐしがあります。眉を下がる筋肉なので実際眉が下がっていればこの方法が有効です。
しかし実際のそのような患者さんは見たことがありません。臨床上「眉をあげる筋肉の動きが悪くなり眉が下がりっぱなしになって目が小さく見える」こう考えた方が辻つまがあいます。
解決法は動画で詳しくお伝えしていますが、眉をさげる筋肉をほぐしてから眉を上げる筋肉のエクササイズを行いましょう。
まとめ
目の大きさが左右で違うのを治す方法は主につぎの2つ。
1.まぶたの開きを大きくする
2.目のまわりの表情の左右差を整える
左右差や原因はひとによって違います。左右差の段階に応じたケアを選ぶことで表情筋の反応もよくなります。
基本的には小さい側だけにケアをおこないましょう。
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