「眠れない夜がもう限界…」
「布団に入っても頭が冴えて、気づけば時計ばかり見ている」
そんな夜が続いて、体も気持ちも追い詰められていませんか。睡眠薬を飲み続けることへの不安。誰に相談しても「年齢のせいだよ」と軽く流される孤独感。この記事では、薬に頼らず不眠を改善していくための考え方と、鍼灸という選択肢についてお伝えします。
「眠れない夜がもう限界」と感じている方へ
こんなお悩みはありませんか。
- 布団に入って1時間以上、寝つけない
- 夜中に何度も目が覚めて、朝までぐっすり眠れない
- 睡眠薬をやめたいけれど、やめたらもっと眠れない気がする
- 日中のだるさや気力のなさが当たり前になってきた
眠れないつらさは、本人にしかわかりません。
「たかが睡眠」と思われがちですが、毎晩のことだからこそ、心も体も消耗します。
お母さんやお父さんの様子が気になって検索してくださった方も、このままお読みください。
ご本人が言葉にできない苦しさを、ご家族が気づいてくださることはとても大きな一歩です。
50代以降の不眠が続く本当の理由
不眠の原因として多いのは、自律神経の乱れです。
交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないと、体は疲れているのに脳が休まりません。
50代以降はホルモンバランスの変化に加え、長年の疲労や緊張の蓄積で、自律神経が乱れやすくなると考えています。
病院の検査は構造の異常を調べるものです。
レントゲンやMRIで異常がなかったということは、骨や関節の形には問題がないということ。
ただ、不調の原因が構造ではなく体の使い方やめぐりにある場合、検査には映らないことがあります。
東洋医学が診るのはそこです。
病院を否定するのではなく、診る視点が違う。
だから対処法も変わります。
「年齢だから仕方ない」と諦めている方は多くいらっしゃいます。
でも、年齢だけが原因ではないと私は考えています。
自律神経の状態は、適切なケアで変化する可能性があるからです。
家族のために、まず自分を整えていい
眠れない日が続くと、家事も億劫になります。
趣味を楽しむ気力も湧きません。
「家族に迷惑をかけたくない」と一人で抱えている方も多いのではないでしょうか。
でも、まずご自身の体を整えることは、わがままではありません。
一人で抱えなくていい場所がある、ということを知ってほしいのです。
体が変わると、生活が変わります
鍼灸では、自律神経のバランスを整えることを目指します。
体に細い鍼を入れると、副交感神経が優位になりやすい状態をつくれると考えています。
施術中に眠ってしまう方も少なくありません。
「ここに来た日の夜はよく眠れる」という声をいただくこともあります。
当院では、70代の女性が月に2回の通院を3か月ほど続けられ、「夜中に目が覚める回数が減った」「朝、体が軽く感じるようになった」とお話しくださった事例があります。
もちろん個人差があります。
すべての方に同じ変化が起きるわけではありません。
ただ、私が大切にしているのは、痛みや不調がなくなることだけをゴールにしないことです。
「朝すっきり起きて、自分のペースで動ける日が増えた」
そう感じられることが、生活が戻ってきたという大きな変化だと考えています。
自宅でできるセルフケアとして、以下もお伝えしています。
- 寝る前の4-7-8呼吸法(4秒吸って7秒止めて8秒で吐く)
- 手首の内側にある「内関」のツボを優しく押す
- 足裏の「湧泉」を親指で3秒ずつ押す
- 寝る1時間前にスマホを手放す
- ぬるめのお湯(38〜40度)に15分つかる
どれも今日から始められるものです。
合うものだけ続けてみてください。
合わなければやめていい。それくらいの気持ちで大丈夫です。
これまで何をしても変わらなかった方へ
これまでいろいろな所へ行ってみたけれど、変わらなかった、という経験をお持ちの方も多くいらっしゃいます。
そういった方も、まずお話を聞かせてください。
病院への通院を続けながら来院される方もいます。
お薬を飲みながらでも鍼灸は受けられます。
「合わなければやめていい」という前提で、安心して試していただければと思います。
まずはお気軽にご相談ください
ご本人の方へ
眠れない夜が続いてつらい方、一度お話だけでも聞かせてください。
体の状態を丁寧に確認するところから始めます。
ご家族の方へ
お母さん・お父さんの不眠が心配な方、ご家族からのご予約やご相談も受け付けています。
病院に通院中の方へ
今の治療と併用しながら始められます。
主治医の先生にご相談のうえ、お気軽にお問い合わせください。