長時間座り、ストレスが多い方の歪みの整え方を解説します。
仕事やスポーツで運動量が多い方とはケアの組み立て方が異なります。
座る時間が多い方に参考になると思います。
Contents
顎が傾くズレは癖と顎周りの筋肉を整える
顎が傾くのは次の3つの原因が考えられます。
1.左右の顎関節の形が違う場合
2.姿勢や筋肉バランスの左右差がある。
3.顎の骨の変形
ここでは、2を中心に考えます。
その理由は、ご相談内容に顎の音に関する症状がなかったからです。
顎関節の形というのは構造が左右で違う意味です。
関節のクッションがすり減ったり、ズレていたりすると食べるときなどで音がしがちです。
その症状がないようなので今回考えません。
顎の傾きの整え方
顎と顎先が左下がり。前に出ている。前歯を基準にして顎が右にズレていることから
・顎の横方向への歪み
・左が前に出る回転
の歪みの複合型と考えます。
顎の回転から整えましょう。
顎の回転性の歪みの整え方
回転性の歪み?と思った方、これは僕の造語です。
どのような状態でどのように整えるか下記リンク先にまとめてあります。
顎の横方向への歪みの整え方
基本的には横方向への顎の歪みから整えます。
しかしストレスがつよそうなので顎関節周囲をほぐす意味でも本症例では回転性の歪みケアからおこないます。
顎先が斜めになっている時の整え方
顎の歪みが整えるのが前提条件です。
ここでは、顎先にある筋肉の左右差を整えます。
本症例では顎から口角までこのマッサージをおこないます。
イメージ的に歯茎を指でマッサージするような強さ加減です。
鼻の歪みの整え方
顎から口角までのマッサージは先に述べました。
鼻の歪みはその続きで口角から小鼻の上までをマッサージします。
写真は小鼻の上で頬と小鼻の間の狭い空間をほぐしています。
動画で顎先の歪みの整え方を解説
顎先を平行にする整え方のまとめ
顎先の歪みは体の歪みから整えます。顎の歪みだけで考えてはいけません。
顎先の傾きは顎の歪みの複合タイプに多い。
無理に矯正し居ようとせず歪みの1つひとつを整えます。
・座っている時間が長い
・ストレスで力んでいる場合
など、生活習慣が歪みをつくり悪化させる場合もあるので総合的に整えましょう。